14日の朝、ヌーが言う。
「なんか陣痛来たみたい。」
予定日が13日だから、また(マナの時と同じく)1日遅れかな。
いつでも車で病院まで連れて行けるように、
早めにマナを保育園に預け(ついでにサンデーとマガジンを買い)
家の前に車を停めておいた。
仕事を休む連絡もいれ、さて、様子は?とヌーを見る。
「なんだかじっとしてると痛みが治まっちゃうの。」
なんて言ってのんびりしている。
なんだい、結構慌てたけど、余裕そうじゃないか。
「陣痛治まっちゃったら休んでもらったのに悪いから。」
と言いながらヌーは洗濯物を洗ったり台所を片付けたり。
台所を片付けるヌーが見つけた貝柱の干物を
わたしは喜んでもらって食べ始める。
せっかく余裕ができたので、たまってるWWEを見始める。
ねっころがって、片手にはGBA。
その横で、陣痛が来てる妊婦がガスレンジのお掃除…。
よく考えると、いや、よく考えなくてもひどい構図だ。
☆
そのままほとんど1日、余裕をもってすごす。
陣痛の感覚が本格的に短くなってきたのは16時頃。
「あ、段々来たみたい。」
とヌーが言うので、色々支度をして病院に飛び出た。
夕方時で道は結構混んでいたが、17時ごろにはすんなり到着。
ヌーの状態を確認してもい、荷物を個室に運びこむと
すぐに分娩室の隣にの待機室に移動。
そこでカメラを忘れたことに気付き、家に戻って取ってくる事に。
前回、マナを生んだとき、病院に入ってから生まれるまでは
5時間くらいかかったので、今回もそれくらいはかかるだろうと
余裕の気持ちで病院を出ようとする。
すると看護士がこちらに慌てて告げる。
「帰ってる間に生まれちゃうかもしれませんよ。」
え?
そんなにすぐに生まれそうなの?
下手すりゃ日付をまたぐかな、くらいに思っていたのに。
でも生まれた当日の写真を撮りたかったので
やはりカメラは必要、とダッシュで家に。
☆
家に帰り扉をあけると、まさに電話が鳴っている。
お互いの両親には連絡を入れていたから、
どちらかからの電話かと思い慌てて取ると職場から。
なにやら急遽重要な事が決まったとかで、
その連絡をどうのこうの…。
あー、ちょっとタイミングずれてくれれば留守電ですんだのに、
と内心思いつつ話を聞き、明日連絡すると伝えて切る。
なんでこういう時ってピッタリのタイミングで物事が起きるんだ?
マーフィーの法則って奴ですな。
気を取り直し、カメラを持って一路病院へ。
☆
病院について看護士に確認。
よかった、まだ生まれていないようだ。
すでにヌーは待機室から分娩室に移動したようで、
わたしは廊下で待つよう指示される。
その間、暇なんだ。
父親が生まれる前に立ってうろうろしているのは
落ち着いていられないみたいで嫌だったので
それだけはしないように、と別の暇つぶしを考える。
幸い貴重品などを入れたかばんの中に
株の売買の資料があったので読み始める。
☆
株は元手がなけりゃ、儲けるのも不可能、と言う結論に達する頃
分娩室のほうから泣き声が聞こえてきた。
『生まれたのかな?』
と思いながら手数料の説明を読んでいると
看護士さんが
「生まれましたよ。」
と教えてくれた。
時間は19時半ごろ。
案外すんなり生まれたものだ。
☆
生まれてから体を洗ったりしていたのだろう。
実際に顔をあわせたのは20時を回った頃。
時間と体重を教えてもらう。
出生時刻19時23分、体重3270g。
ちょっと大きめ、マナより小さめ。
第一印象は2点。
・目がはっきり開いてる
・マメみたいな丸い顔
慌てながら写真を撮る。
(このとき、慌てすぎて写真のモードを失敗してた。
写真をプリントしてみて後悔することに)
マナのときは数日間、目をあけようとしなかったので
目がパッチリ開いてるのに驚き。
まぶしいといけないからフラッシュはたかないで撮影。
14日の写真はそのときのもの。
一通り撮影した後、我が子は新生児室に連れて行かれた。
☆
とりあえずお互いの両親に報告。
マナは今日はわたしの両親の家に泊めてもらうことになった。
ありがたい。
ヌーの両親は急いで駆けつけるという。
ヌーは待機室で休んでいたので、そばについて食事を食べさせた。
最初は憔悴しきっていたヌーだが、口にしたものはしっかり食べ、
食べたるごとに少しずつ元気を取り戻していったようだ。
病院の食事、おいしそうだった。
わたしはまだ食事をしていなかったので、
横目で眺め
『食べたいなぁ。』
と思いながらヌーに食べさせた(笑
それが20時から21時。
ヌーの両親が来て子どもに会って行った。
本来面会時間は20時までだったので、看護士さんに
「特別ですよ。」
といわれながらのご対面。
待合室にもう一度子どもをつれて来てもらい、
ヌーももう一度ご対面。
一緒にいるところも何枚か写真に収めることができた。
☆
結局病院を22時ごろ出て、家に帰った。
やっと夕飯を食べ、落ち着いた頃、眠気が襲ってくる。
長いような短いような1日だった。
「なんか陣痛来たみたい。」
予定日が13日だから、また(マナの時と同じく)1日遅れかな。
いつでも車で病院まで連れて行けるように、
早めにマナを保育園に預け(ついでにサンデーとマガジンを買い)
家の前に車を停めておいた。
仕事を休む連絡もいれ、さて、様子は?とヌーを見る。
「なんだかじっとしてると痛みが治まっちゃうの。」
なんて言ってのんびりしている。
なんだい、結構慌てたけど、余裕そうじゃないか。
「陣痛治まっちゃったら休んでもらったのに悪いから。」
と言いながらヌーは洗濯物を洗ったり台所を片付けたり。
台所を片付けるヌーが見つけた貝柱の干物を
わたしは喜んでもらって食べ始める。
せっかく余裕ができたので、たまってるWWEを見始める。
ねっころがって、片手にはGBA。
その横で、陣痛が来てる妊婦がガスレンジのお掃除…。
よく考えると、いや、よく考えなくてもひどい構図だ。
☆
そのままほとんど1日、余裕をもってすごす。
陣痛の感覚が本格的に短くなってきたのは16時頃。
「あ、段々来たみたい。」
とヌーが言うので、色々支度をして病院に飛び出た。
夕方時で道は結構混んでいたが、17時ごろにはすんなり到着。
ヌーの状態を確認してもい、荷物を個室に運びこむと
すぐに分娩室の隣にの待機室に移動。
そこでカメラを忘れたことに気付き、家に戻って取ってくる事に。
前回、マナを生んだとき、病院に入ってから生まれるまでは
5時間くらいかかったので、今回もそれくらいはかかるだろうと
余裕の気持ちで病院を出ようとする。
すると看護士がこちらに慌てて告げる。
「帰ってる間に生まれちゃうかもしれませんよ。」
え?
そんなにすぐに生まれそうなの?
下手すりゃ日付をまたぐかな、くらいに思っていたのに。
でも生まれた当日の写真を撮りたかったので
やはりカメラは必要、とダッシュで家に。
☆
家に帰り扉をあけると、まさに電話が鳴っている。
お互いの両親には連絡を入れていたから、
どちらかからの電話かと思い慌てて取ると職場から。
なにやら急遽重要な事が決まったとかで、
その連絡をどうのこうの…。
あー、ちょっとタイミングずれてくれれば留守電ですんだのに、
と内心思いつつ話を聞き、明日連絡すると伝えて切る。
なんでこういう時ってピッタリのタイミングで物事が起きるんだ?
マーフィーの法則って奴ですな。
気を取り直し、カメラを持って一路病院へ。
☆
病院について看護士に確認。
よかった、まだ生まれていないようだ。
すでにヌーは待機室から分娩室に移動したようで、
わたしは廊下で待つよう指示される。
その間、暇なんだ。
父親が生まれる前に立ってうろうろしているのは
落ち着いていられないみたいで嫌だったので
それだけはしないように、と別の暇つぶしを考える。
幸い貴重品などを入れたかばんの中に
株の売買の資料があったので読み始める。
☆
株は元手がなけりゃ、儲けるのも不可能、と言う結論に達する頃
分娩室のほうから泣き声が聞こえてきた。
『生まれたのかな?』
と思いながら手数料の説明を読んでいると
看護士さんが
「生まれましたよ。」
と教えてくれた。
時間は19時半ごろ。
案外すんなり生まれたものだ。
☆
生まれてから体を洗ったりしていたのだろう。
実際に顔をあわせたのは20時を回った頃。
時間と体重を教えてもらう。
出生時刻19時23分、体重3270g。
ちょっと大きめ、マナより小さめ。
第一印象は2点。
・目がはっきり開いてる
・マメみたいな丸い顔
慌てながら写真を撮る。
(このとき、慌てすぎて写真のモードを失敗してた。
写真をプリントしてみて後悔することに)
マナのときは数日間、目をあけようとしなかったので
目がパッチリ開いてるのに驚き。
まぶしいといけないからフラッシュはたかないで撮影。
14日の写真はそのときのもの。
一通り撮影した後、我が子は新生児室に連れて行かれた。
☆
とりあえずお互いの両親に報告。
マナは今日はわたしの両親の家に泊めてもらうことになった。
ありがたい。
ヌーの両親は急いで駆けつけるという。
ヌーは待機室で休んでいたので、そばについて食事を食べさせた。
最初は憔悴しきっていたヌーだが、口にしたものはしっかり食べ、
食べたるごとに少しずつ元気を取り戻していったようだ。
病院の食事、おいしそうだった。
わたしはまだ食事をしていなかったので、
横目で眺め
『食べたいなぁ。』
と思いながらヌーに食べさせた(笑
それが20時から21時。
ヌーの両親が来て子どもに会って行った。
本来面会時間は20時までだったので、看護士さんに
「特別ですよ。」
といわれながらのご対面。
待合室にもう一度子どもをつれて来てもらい、
ヌーももう一度ご対面。
一緒にいるところも何枚か写真に収めることができた。
☆
結局病院を22時ごろ出て、家に帰った。
やっと夕飯を食べ、落ち着いた頃、眠気が襲ってくる。
長いような短いような1日だった。
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